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手元工
できることから始めるので、安心
未経験者が築炉の仕事を覚えるために最適な方法が
手元工として築炉作業に参加することです。
手元工の作業には、次のようなものがあります。- 荷物を運ぶ
- 作業に使う道具を洗う
- 築炉工に道具を渡す
- 耐火物を切るなど簡単な加工をする
- 片付け・清掃
このような作業を行いながら、先輩の動きをよく見ておくことで、
築炉の大まかな流れや、材料の種類や用途、施工方法、道具の名前などを少しずつ覚えていきます。
なお、手元作業は築炉作業に集中できる環境を整えるために欠かせない重要な仕事です。
そのため、未経験者や経験の浅い人だけが手元作業を担当するわけではなく、
ベテランの築炉工も手元作業を行っています。 -
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見習工
補助的な業務でスキルを磨きます
手元工として経験を積むと、先輩の職人と一緒に
少しずつ築炉施工を行うようになります。
具体的には、耐火レンガをはじめとした耐火物や耐熱ボードといった
断熱材の切断など、築炉の補助的な業務が中心です。
補助的と言っても築炉の品質に関わる大切な作業であるため、
学ぶ意識を持って仕事に取り組めば
築炉工に必要な技術がしっかりと身に付いていきます。
また、見習工は引き続き手元作業も行い、
基礎的な知識や技術を反復によって確かなものにしていきます。 -
3
築炉工
様々な現場で各種炉の施工を担当
見習工としての業務を通して一定の技術を習得したと認められると
2人1組~4人1組で築炉工事の現場に行き、
各種炉の施工を担当するようになります。
補助的な業務が中心だった見習工に比べ、
さらに重要な作業を行う機会が増えます。
先輩の指導を受けながら複雑な加工にも挑戦。
炉の完成後に外部から見える表層部を
綺麗に施工することを目標に、訓練を重ねます。 -
4
築炉技能士 〈国家資格〉国家資格取得にチャレンジ!
国家資格の取得が可能です
築炉工としての経験を活かし、
国家資格の1級・2級築炉技能士を取得してもらいます。
築炉技能士は、築炉作業の特殊な技術と専門知識を保有することを示す資格です。
当社では正しい知識と技術を丁寧に教えているため、
仕事に真剣に取り組む姿勢さえあれば
築炉技能士を取得できるだけの実力が十分に身に付きます。
築炉技能士には、日本全国や海外の現場で
築炉の技術を発揮して活躍してもらいます。築炉技能士の資格を持つ職人の間でも、
経験によって作業効率や仕上がりの美しさに大きな差があります。
築炉工は、国家資格の取得後も向上心を持って
自分の腕を磨き続け、生涯にわたって技術を追求できる仕事です。
業界で広く役立つ
資格取得を推奨しています
当社では、築炉工事の現場に入る際に求められる
資格や、仕事のレベル向上につながる
資格を積極的に取得できます。
経験年数に関係なく受検できる資格であれば、
入社の約1年後から挑戦するように勧めています。
もちろん、費用は会社が全額負担します。
取得できる主な資格、受講できる
主な講習は次の通りです。
- フォークリフト運転技能講習
- 床上操作式クレーン運転技能講習
- 特定化学物質障害予防規則
(特化則)関連の講習
- フルハーネス特別教育
- 各種溶接資格
- 1級築炉技能士 など